2021年11月29日 定例記者会見
本日もお忙しい中、また寒い中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。
本日の案件は全部で7つです。まず1点目は大雨災害の記録についてです。意外にも、過去の災害の記録は従来、断片的にしか保存されていませんでした。実際、8月の災害に直面し、対応を迫られた際、昔の記録を探し出す手間がかかりました。そこで、災害対応の基本として、災害の記録を整理し、今後の対応に活かしたいと考えています。
次に2点目は決算報告会についてです。今年の7月に財政説明会を開催し、市の現状と課題方針を説明しました。これに追加して、令和2年度の決算状況を報告する場を設けます。
3点目はあきたかたMeet-upについてです。年内に2回の開催を予定しており、11月30日のテーマは「関係人口を語ってみる」、12月19日は「多文化共生を語ってみる」となっています。関係人口については、安芸高田市で活動している団体の事例を交え、参加者同士で情報を共有することを狙っています。多文化共生については、多文化共生センターきらりを訪れ、外国籍の市民との意見交換を企画しています。
4点目は3回目の新型コロナワクチン接種についてです。11月18日時点で2回目の接種を完了した市民は2万2,440名で、接種率は対象者の87.6%となっています。3回目の接種については、2回目を受けて8ヶ月を迎える方に順次接種券を送付し、主に集団接種を中心に実施する計画です。
5点目は市立図書館でのキッズタイムについてです。図書館を再定義し、市民が必要とするサービスを模索する一環として、キッズタイムを導入します。子どもたちとその保護者が周囲に気兼ねせずに図書館を利用するための時間帯を設けます。
6点目は八千代の丘美術館についてです。来年令和4年の4月1日から休館とする方針となりましたので、お知らせいたします。
最後の7点目は市政の動きについてです。11月の動きの中で、総務文教常任委員会の山根委員長からの継続調査の不備についての説明がありました。改善策を求め、11月8日には書面でその旨を委員長に伝え、回答を待っている状態です。市民団体の行政経済研究会との対話にも期待し、今後の対話を重視していきます。
以上が本日の報告内容となります。詳細については担当者より説明がありますので、ご質問等があればお気軽にお知らせください。
質疑応答
中国新聞 胡子記者:中国新聞の胡子です。市長にお伺いします。昨年8月の災害から、4カ月近く経ちましたけども、初動なり現状が書いてあると思うんですけども、まず市管理河川とかですね、道路それから農道の復旧状況について、今現状着手済みがどれぐらいあり、未着手がどれぐらいありで、あと多治比川の件ですが県との調整、市民も不安に思ってると思うんですけど、その現状についてご説明いただけますか。
石丸市長:はい、まず具体的な数字なんですが、今持ち合わせがありませんので後ほど担当課から提供させていただきます。全体の状態としてお話をすると、順次着手するものは当然始まっています。ただ主にはそうですね、私が認識している範囲でお伝えすると、業者の手が足りないというのは一つ。なかなかこの普及が進まない一つのハードルになっているという風に伺っています。これについては市内もなんですが、広島県内でも同時多発的な災害でしたのでなかなか解消がしにくい問題だなと認識をしています。その中で多治比川ですね、県への要望についてはすでにご説明をした通りではあるんですが、早速災害直後に視察にも来ていただきましたし、それに当てて要望も出しています。今現在必要な応急処置については全て完了しています。ですので、ひとまず出水期を超えて来年度また雨の時期が来るんですが、それに向けてできる限りの対応を県には要望をしている状態です。
中国新聞 胡子記者:具体的に今流量をですね、あの計画流量をですね水位、水がですねまあ流れてきたということで県の方も計画自体の見直しとかどういうハード整備を進めていけばいいのかというところなんですけども、ま来年度の取水期とかを見据えた中ではまあ一定にそろそろ計画をですねまあそのどういったような事業を進めていくのかとこれは県と市のほうでまあ一番最新の情報っていうかそういうところはご共有されたりしないんですか。
石丸市長:まずですね残念ながらではあるんですがもう1年切っている状態。来年の出水期に向けて時間的な制約かなり限りがある中で今回の災害を踏まえた対応、完了は難しいと捉えています。当然公共事業工事ですので複数年に渡るものもあるという認識でいます。その上で今やるべきことをできることというのは、まず県が今回の災害の調査分析をしてくださっています。どこがどういう要因によって水が出たのか決壊したのか、それを明らかにした後に適切な措置を講じるその段取りで認識は共有させていただいています。
RCC 中国放送:細かいことなんですけど、この今回の記録を何党名だったのが対応力強化と記録の継承ということです。これまではどういうもので、そうですね、質問としては今までのものと比べて資料と比べてどういう例えばページ何ページこういうものは今まで記録してなかったとか、これまでとの違いをちょっと具体的に。
危機管理課:危機管理課の河本です。これまでもですね、あの災害が起きたたびに今の振り返りという形でですね、職員の方で課題等は整理をしておったんですけども、それが次のこれからのために災害が起こった時にどういうふうな方向性でクリアしていくかというところまでの詳細のところがですねなかなかできてなかった部分があります。今回の記録の中で具体的なところで言いますと、避難の状況であるとか、被災の状況であるとか、そういったものが整理をこれまでもしておったんですけども、特に今回で言えば8ページのですね、被災を受けた後のその時の食料の備蓄の状況であるとか、それから今回は特にコロナの関係もあったりしたので時期と状況であるとか、こういったものがですね使用されて当然使用した分だけはさらに備蓄をしてきた状況はあるんですけども、今回は特に避難者の数であるとか、避難所の数である、それから被災をしていた期間であるとか、そういったものについて本当にこれまで通りでよかったんだろうかというふうなところで、ですね今後についての備蓄であったりそういったものの整理といいますか、そういったものを中心に行っているところところです。あとはまあ被災の状況であったり、ゴミであったりですね、そういったものについてはこれまでも記録としては残しておりますところですけども、そういったものについて改めて整理したところです。
石丸市長:職員の方ではなかなか回答がしづらいので私が勝手に横から言ってしまうとですね、情報自体は蓄積はあったと思います。で新たに追加した情報も蓄積したものもあるんですが、その情報が埋もれていたというのが一番の課題だったと捉えてます。資料を掘り返せば出てくるんですが、掘り返すのが大変なんですね。災害への一刻も猶予もない争う中で、どこにあったっけ何だっけページをめくってる時間がもったいないとこうなってれば一目瞭然ですので、例えば私の立場からすると5ページの災害対策本部の設置状況、これが並んでいるだけで格段に意思決定がスムーズになります。この時の災害のレベル程度状況であれば、これぐらいの対策本部を設置していればどうだったのか、今回これ手探りでこれをやってるんですね、もっと頻繁にやった方がいいのか、いやいやもう間が終わったらいいのか、その議論だけで相当な時間を要してしまいましたでここに一つの答えが出ていますので、この整理自体がなっていると認識をしています。
RCC中国放送:ちょっとすいません、受け取りの確認、私の理解の確認なんですけども、今後の現場の人がどう対応するか会議の開き方も含めて現場の人がどう対応するかということがこれまでの例がすぐに見れるということで現場のノウハウが今後に引き渡しやすいみたいなそういう受け取りでいいですか。
石丸市長:ご指摘の通りです。
RCC中国放送:これ、あの市の課題を共有し解決に向けて理解を得るために開催するんですか。すいません、勉強不足で申し訳ないです。今の市の課題というのをちょっとずばりお聞きしたいんですが。
石丸市長:はい、一言で言えば財政状況に余力がないです。もっと言えば将来見通した時に持続可能な形になっていない。これが課題です。例えばで言えばこの後の方で出てきますが公共施設の多さですね。この箱物がこの街非常にたくさん、全国平均の2.5倍あるんですが、その箱の重みで町が潰れようとしてしまっています。無計画に作りすぎてたんですね。もちろん合併前のものがほとんどですので合併した際に改めないといけない改めるチャンスがあったんですが、この17年間それ未着手で来てしまいましたので17年間巻き戻す、していく中でそこを続く形、持続可能な形に変えていくそれが解決その方針になっています。
RCC中国放送:細かいことなんですが多文化行政を語ってみる。これは時間が10時半からになってるんですけど出席者はどんな方が予定されてますかね。想定されてますかね。
担当:はい。主にはやっぱり外国人の方ということでその方々が参加しやすい時間というところの設定で日曜日の10時半というところをさせていただいております。
RCC中国放送:これですから男性の方働いている方も出席されるだろうという想定・・
担当:はい。その想定でさせていただいております。
RCC中国放送:国際交流センターの方々が皆さんに外国人の方に呼びかけたりして集まってくるだろうというそういう想定。
担当:そうですね。おっしゃる通りで集まりやすい時間の相談等もさせていただいた上でそういった方にお声掛けをいただいているところです。
RCC中国放送:すみません、また。接種体制のことで運営は業者を検討中ということなんですがこの時期多分県内全国で一斉に接種が始まると思ってるんですけど業者のすいません失礼な言い方があるんですか。たぶんひっぱりだこなんじゃないかと。
担当:そうですね業者の方は県内で会場運営をされているところを今当たったりお話を今協議しているところそこで何社かお声がけをいただいているというかたちです。何社さんからは、はい。お話を今協議しているところですので。大丈夫かと思っております。
RCC中国放送:すいません、また。インターネットのせいで図書館の存在意義を考え直そうという動機ということなんですけど逆に言うとデジタル化ってどれくらい進んでるんでしょうか。図書館の今のデジタル化どんな風にデジタル活用されて・・・。
担当:デジタル化と言いますとですね、国家の例でいえば電子図書館というものがあるんですけども県立図書館なんかは意識をされていますが、本市としては特にまだ動いていません。
RCC中国放送:電子図書館なのかよくわかんないですけど所蔵してる本を市民の人がインターネットで家から検索してっていうのはできますよね。
担当:それはホームページを通してできます。
読売新聞:資料によると、4月1日で休館。1年後には閉館。つまり、もう再開するつもりがないと言うんでしょうか。というようのこと。今後、この跡地利用とかで見ても、検討してくのかどうか、教えていただけますか。
石丸市長:はい、まず1年の猶予といいますか期間があるのは、今決定してるのは従来の既存のこの美術館ですね。その施設運営は続けられない。終わらせるというのが決まっていることです。判断です。そのための片付けですね。貯蔵されている作品との扱いもありますので、それをこの1年間で行うという予定です。で、その先ですね。この美術館を何か違う形で、建物ですね、施設は土地も含めてどういったものに使っていくかというのは、そのまたこの1年間で協議を検討し決定をしていくという計画でいます。
読売新聞:市長は何か腹案はありますか?
石丸市長:今、内部でいろいろと検討しているところなんですけども。例えば、一つは今回ここミュージアムだったわけなんですけども、引き続きその芸術アートの拠点として何か活用できれば、この建物を今の形のままですね。できる限り活かすことはできると思ってます。ただ、それはあくまでも案の一つにすぎないので、決定した事実は何もないという状態です。あと、これは隣にですね、農園が付いていまして、で実際今あのその農地をお貸ししてですね、農業を営んでいただいています。ですので、そこの扱いについてもいろんな関係者と協議をしていくというのがこれからです。
中国新聞 胡子記者:八千代の丘ですけど、市長が昨年8月に就任してから意思決定までにまあ1年ぐらいのことだと思うんですけども、この数字だけ見ればですね、入館者数が減ってます。お金はこれだけかかってますということだと思うんですけども、これを生かしてですね、市長の手腕でですね、この八千代の丘を盛り上げるというかですね、そういうことは検討はされたんでしょうか。
石丸市長:八千代の丘を盛り上げるというのは既存の美術館を盛り上げという意味でしょうか。もちろん検討はしました、考えましたが、およそ実現性が高くないなという判断です。実際できてからもう10年以上ですね。この間、当然無策であったわけはないと思います。教育委員会自身も数字は当然認識をしていたわけですし、関わる当事者地元の方全く知らなかったということはないはずです。つまり何かしら試みをされてきた。それでもこの数字が続いているこの現実をもう受け入れるしかないと判断をしています。よほど今まで無為無策で遊んでましたということであれば、また違う角度でもしかすると一発逆転起死回生の何か妙案が生まれるかもしれないんですが、およそこの10年以上にわたっていろんなものが検討され検証され反映されてきた中でもうとっくに結論は出ていたんだろうなというのが私の捉え方です。
中国新聞 胡子記者:今とっくの昔に答えが出てただろうっていうのは、運営がもう美術館としての運営がもう成り立っていないっていうことがもうとっくの昔に分かっていたはずじゃないのかということですか。
石丸市長:はい、おっしゃる通りです。この状況を見て、この年間約2000万円の財政支出ですけども、これを市が負担し運営し市民にどれほどのサービスを提供していたんだろうと。それは特定小数のためではあってはならず、公共サービスですので、あまねく市民がそれを享受すべきなんですね。もちろん全員というのは現実的ではないんですが、可能な限りたくさんの人が使えるように、使ってもらえるようにしなければならない。でもそれが叶わなかったというのがこの数字だと評価しています。
中国新聞 胡子記者:実際決定するにあたってですね、市長はどの部分が実際に市長がご覧になられて何が結局この美術館の運営上ですね、足りなくて何が結局こうまあうまくいってないからこういうことになるまあこういう現状があるんだというふうにどういうふうに市長として何が結局原因だというふうに見てらっしゃるんですか。
石丸市長:美術館に限らないんですけども、作った当初からコンセプトがなかったり、非常に甘い例が多いと思います。その一つの実例がこの八千代の丘美術館であったという認識です。つまり、美術館というのはみんなが頭の中にイメージしやすいものではあるんですが、どういう美術館かが大事なんですね。これが例えばルーブル美術館だったら世界中から人来ますよ。だって人類の宝がそこにあるわけですから。でも人類の宝はあそこにはなくて、より地元の広島県内の方の作品があって、それを作っている状況なんかが身近に感じられる場所であったわけなんですが、この数字が表しているのが、市民はそれに関心をほとんど持ってなかったということなんだと思います。であるならば、そもそもです。それは八千代町の時代で今町民ですけども、安芸高田市になってからは市民が求めるものではなかったと、これに尽きると思います。他の施設事業も同様ですね。入りが悪い繁盛してないというのは、求められてないものだからだと思います。おいしくないご飯を提供し続けて店が繁盛するわけないですよね。欲しがる人がいてこそのサービスですので、それを読み違えてしまった読み違え続けてしまったというのが、この施設、この施設に限らないんですが、この安芸高田市が抱える多くの事業の課題だと捉えています。
中国新聞 胡子記者:すいません最後に決定に当たってですね、これ入館作家の一つ登竜門的なものもあってかなりここのですね、あの入館された方が全国にその後活躍されている方とかもいらっしゃいます。そういう中で入館作家なり、またその入管作家の選定委員なりですね。そういった方々のご意見は今回の決定に当たって聞かれたんでしょうか。
石丸市長:はい。当然、この意思決定する前の段階ですけども、現状の確認の中では、状況は聞いていますが、今のご活躍という風に表現されましたが、何ともその評価は難しいと思っています。ものすごいご活躍であれば、当然集客力に反映されてくるものだと思うんですが、残念ながら、この数字ですので、その市が財政を投じてまでやるべきものであったかというと、そうではないんだと思います。
中国新聞 胡子記者:ですから聞かれたということでしょうか。その入管作家とかの意見も聞いた上で意思決定の過程の中では聞かれたということしようが市長が直接そういう方々の声も聞いているという
石丸市長:私は直接聞いてないです。担当課に任せてますので。担当課でどの程度までヒアリングしたかというのはちょっと私も私も分かってないんですが。
中国新聞 胡子記者:今確認された中で現状確認の中に聞いていると仰ったんでそういう声はじゃあ担当課で聞いているということですか
石丸市長:美術館の運営に絡んでですね、現状の把握ではい。あ、お願いします。
担当:ま美術館に限らずですね、こういった施設の方針が考えていますよということを、作家の選定委員のほうに伝えております。
中国新聞 胡子記者:伝えてるとか、決定前にそういう声を聞いた上で総合的に判断されたという理解・・
担当:方針が出る前には
お話はしていません。
中国新聞 胡子記者:聞いてないっていうこと
石丸市長:聞いてないという表現をちょっと私の立場でなかなか是認がしにくいんですが、市としては方針を伝えて当然。そこで何か反応がコメントがあれば、それは受けるわけで、返ってこなかったというのは無言で了承されたというふうに受け止めています。
中国新聞 胡子記者:こういう方針にします、そこから反論がないので・・・
石丸市長:一切何も言わずにパタンとドアを閉めるなんてことは当然しないわけで、こうしますよと
中国新聞 胡子記者:休館にします、再考の余地はある段階でという理解
石丸市長:もちろんこっちが言うことに対して何かそれこそを強い思いがあるんであれば、それは当然に出てくるものなんじゃないでしょうか。
中国新聞 胡子記者:それがなかったということでしょうか
石丸市長:はい
読売新聞:11月5日の山根委員長とのやり取りとそれから要望。ちょっと読んでてよく分からないものですから、具体的に教えていただければありがたいんですが。
石丸市長:はい。具体的にもしよろしければ、議事録後でお渡しできるかと思いますので、またそれも目を通していただければと思うんですが。はい。少し簡単にお伝えをしますと、11月5日に委員長と議長がお越しになって継続審査、継続調査について不備があったので追加の説明をさせてくれという話がありました。でそれ自体はそこで伺った完了したわけなんですけども、じゃあどうするんですかというのをこちらから問いかけています。つまり不備があったというのはもう済んだことなのでしょうがないんですけども、繰り返されてしまってはたまらないと執行部としてそういういい加減な運用を許容するわけにいきませんので、じゃあこの先どうするんですかというのを委員長に問いかけました。その場で委員長が答えてくだされば終わりだったんですけども、その場で答えられない委員会に持って帰ってみんなで話をしますとおっしゃるので、じゃあその書面に書いてあるですね協議及び検討結果の報告をお待ちしていますと書いたのが11月の8日です。ざっくりですが、概要としてはこのような形です。
中国新聞 胡子記者:すいません、11月20日に言及がありましたけれども、市民グループと議会が意見交換会がありました。市民グループの方は市長にも出席の方を今後意見交換をしたいということをおっしゃってますけども、まずその認識とかどういうふうに対応されるというお考えですか。
石丸市長:はい。市民団体からは11月4日の時点でその旨のお話は伺っています。私としてはその場でぜひそのようにしましょうとお話をします。別にこの時に改めて決めた方針ではないんですが、そういう対話の場こちらとしてはこれまでも一切拒んだことはありませんので、いつでもどうぞことをお話をしています。
中国新聞 胡子記者:その後の話では市長は3者議会市民団体・議会・市長3者の分には出るけども、市民団体と2者では出ないというふうなことを会長の方がおっしゃってましたけれども、そういうことはないですか。
石丸市長:実際11月4日は2者で話をしています。市民団体とですね。で私が全てを受けかねますと言ったのはその市民との対話の場ということで。ポツポツ開催されては実が持たないんですよねわかります?1個受けだして例えばこの市民団体で受けてどこどこ町の集まりに来て欲しいとかっていうのを他でもまあ自発的にもしかしたら出てくると思うんですね。そうした時に全部受け入れることができませんので、そこは一律個別の対応はしかねますとお話をしています。ただその議会との対話の場ですね、これを設定するということであれば、かなり限定されますので、ぜひそのようにお願いしますとお伝えしています。
中国新聞 胡子記者:市長のご認識をお伺いたいんですけれども、その意見交換の場は当然出席されてないから後から報告があったかもしれませんけども、かなり市民団体の方からは今の市長と議会の関係性についてですね、もううんざりだというような声がもう聞かれてもういい加減にしてくれというような声が多々出ました。でそれは議会だけじゃなくて市長に対してもまあ十分向けられた発言でしたまあ市長は対話については拒む拒んでないと門戸を開いているという風なことをおっしゃいますけども、現状をですね、市長の言動をものの言い方含めてですね、議会との対話を自ら受け入れているようなふうには到底見えないんですけども、その辺現状どういうふうに理解されてますか。
石丸市長:では私の
方からお聞きしてみるんですが、私の言動のどのような部分が対話を拒んでいると中国新聞は評価されていらっしゃるんでしょうか。具体的にこれが言えますか。
中国新聞 胡子記者:私が思うのは、国語力がないとおっしゃるのもまあもちろんそういうま何て言うんですかね、対話の前提としてそれはちょっといかがなものかなというような国語力がないとかですね、相手の要するに市長は挑発的な言葉をあえて選んで市民の関心を寄せるというふうなことをおっしゃってますけども、それと要するにその対話のことは全く違うと思うんですよね。でまずその国語力がないとおっしゃることを含めてで、この前の山根さんが来られた時のいきなりのあの対応とかですね、ここで細かく言ってもしょうがないんですけども、どう見てもなんていうんですかね、こう対話をしようというような意見交換できるような雰囲気づくりとか、例えばそういう歩み寄りお互いが歩み寄るとか、ですね、そういったところは必要だと思うんですよねでそれは市長としてはそれは正解だと思ってる・・・
石丸市長:一体私にどういった責任を求めていらっしゃるんでしょうか。
中国新聞 胡子記者:いやだから・・・
石丸市長:私は執行部として市長として果たすべき役割を果たしていると思います。メディアの方から問い合わせがあれば答える。記者会見も定例で毎月1回開いている。聞かれたことは答える。それは議員から議会から問われたことであっても同様に対応します。その上で、ですね、私から問いかけているものに対して答えない存在がある。責められるべきはどちらなんでしょうか。仕事ですので。仲良しクラブではないんですね。保育園の先生がみんな仲良くしましょうって言ってケンカを諫める、そんな次元じゃないんですこれは。
二元代表制というものがそもそもなぜ生まれたのか、それは適切に運営されなければまた意味のないことなんです。そのために今必要なことをやっています。本来あるべき形というものに沿って動いているつもりです。それが本来あるべき姿と異なる違えているとおっしゃるであればどこかどのように違えてるのかぜひご教示いただきたいと思います。
中国新聞 胡子記者:あのまあこれ市長に聞いてる場なんでですね、市長の認識を聞きたいわけなんですけどもねこっちはもうその要するに今のその議会との関係性っていうのはこれはだからもうやむを得ないという風にもうお考えなわけですけどもこれはもうどうしようもどうしようもないんだと市長としてはその正しく伝えてるだけであって対応してないのは議会なわけだからというそういう理解・・・
石丸市長:その質問が質問になりきっていないのは前提がありますよね。私の行いの是非をまず明らかにしていただきたいと思いますそれが非であるのであればどこがどのように非なのかそれを踏まえて私がいやいやこうなんですよああなんですよとお話を続けたらいいのかなと思うんですがそのあたりはいかがでしょうか。
中国新聞 胡子記者:まあちょっ、ここでこういう話をしててもちょっとしょうがないんでですねいや現状ですねだから何が言いたいかと言ったら市民ももう実際この議会と市長の対立ってのはもううんざりきてるっていう事実がまあその意見交換の場では出てるわけなんですよねだから市長はそれについてやっぱりどういうふうに今ご認識なのかっていうのをこっちは聞いてるわけなんですよだから市政運営には全くあの市長はまあ影響はないというふうにおっしゃってますけども、ね?出てるのはその2人目の副市長が選任されなかったことだけだとまあ常々おっしゃってますけどもそれ以外は全く姿勢運営には何の影響も出てないというふうにおっしゃってますけれどもその点はどうなんですか。
石丸市長:なので、そのようにおっしゃるんであればどこに支障が出てるのか、ぜひ
中国新聞 胡子記者:だから出てるんですかって聞いてるんですよ。
石丸市長:出ていないと思うんですが
中国新聞 胡子記者:だから出ていないんですね?いや出ていないんだったらいいんですその認識を問うただけなんです
石丸市長:一体どの立場に立って取材をされているのかちょっと私も戸惑うんですけども例えば今おっしゃいましたが市民の反応、一体中国新聞はどれぐらいの取材をされてその声を集めていらっしゃるんですが例えば御社のその記事に対して賛否あったかと思うんですがどのような割合で出てきましたか。
中国新聞 胡子記者:いや・・・
石丸市長:否の方が多いんじゃないですか?というのは、というのは、別に記事が間違ってると言いたいわけじゃなくて基本的に賛否両論あった場合わざわざ声を上げるのは否の方なんです人間の感情のエネルギーって圧倒的にネガティブの方が強いのでなので今回記事に書いてくださった5件の批判があった意見交換会でも何か反対の声が反対の声があった。一部ですよね一部を取り上げてそれが市民の総意だというような報道は私は中立性に欠けるんではないかなと感じます私が時々偏向だと申し上げるのはその辺りが理由です。
中国新聞 胡子記者:それはそっくり返しますけれども市長の方も市民からの意見なんて全くその市民団体とかの話は聞かないわけじゃないですか市民からの例えば地域振興会とかのですね個別の先ほどの要望もあったの私の身が持たないというどれほどじゃ市民の今現状について市長は認識されてるんですか民意を、民意というものを。
石丸市長:ずいぶん異なことをおっしゃいますがこの今日の説明の中でもミートアップご案内しましたよあの方々が市民じゃないんですか?ん?
中国新聞 胡子記者:それはミートアップは市長が選んで
石丸市長:あの場が、市民・・。
中国新聞 胡子記者:誰もそんなこと言ってないじゃないですか。
石丸市長:選んでいません。誰でも参加できます。
中国新聞 胡子記者:誰でも参加できますけども、それは市長はこういうテーマで民意が汲み上げられているという風にお考えなのかということですね。じゃあ
石丸市長:そこは当然有効な窓口としてこれまでも使ってきましたしこれからも使っていきます。あれあれあそこに出てくるのは民意じゃないんでしょうか。私はしっかり民意だと思いますが、中国市民がおっしゃる民意というのはどのような状況で集めるんでしょうか?市民と膝詰めで対話するなんてまさかおっしゃらないですよね?それは空想ですよ。そんなものは実現しません。声の大きな特定小数のところに行っていやいやどうもと挨拶をする機嫌を取る。どこが民意なんですか。そんなことをやってるから地方政治はダメになったんじゃないですか。そう記事に書かれてるじゃないですか。ご本人じゃなくて中国新聞の中で今日もみんなの政治でしたっけ。また良い記事を出されてるなぁと思ったんですがおよそ無関心に市民がなっとると。で後ろの方のところで書かれてましたよね。あれがいわゆる一つの民意です。市民の声無関心になってるそれを放置したのは誰なんだと一義的には政治家ですが、でもそれを正さなかったのはメディアじゃないんですか。
中国新聞 胡子記者:違うとこですいません。市長はあの11月11日から東京に8日間ほど出張されてますけれどもその間に安芸高田市長として国なり政治家に個別に安芸高田市の現状なり災害でもかなり被害が受けて財政状況も厳しい中でいろいろに財政的な支援とかもまず必要になってくると思うんですけども個別にどういうことを市長として政治家として動かれてるんですか。
石丸市長:話し出すとキリがないんですけども基本的に要望活動というのは全て公にしています。それこそ災害復旧、災害関連の要望で言えば従前公開している通りです。国であり今回は主に国ですけども県宛ての要望もまた然りですで個別によろしくお願いしますよと挨拶をするようなそのようなものが有効な時代ではないのはおそらく多くの人が気づいているかと思います。ですので公明正大に要望活動を行っています。主には何かとおっしゃったので災害あとはかなり全般広範に渡るんですが過疎問題ですね。財政がただでさえ厳しいいよいよこれから少子高齢化人口減で厳しくなっていくそんな地方の財政状況何とかしようと思っていますぜひお力添えください。例えば財務省に行った時ですね。ワイズスペンディング等でやらなければならない国の中央の方針にありますじゃあ何がワイズなのか私はその場で申し上げたのは災害対応これは間違いなく叶うと思います。例えば違う角度で言えば道路。道路道路という要望は昔からもあるんですがそれでも残さないといけない道路はあります。この町でいえは国道54号。安芸高田と広島をつなぐ主に可部の方になるんですが神成のところですねそのあたりの話もしてきています。
読売新聞:あの確認させていただきたいんですが、毎回市政の動きを頂戴しているんですがこれ10月からですか。あの広報紙に載せだしたのは今後も広報紙に載せる予定なのか?載せる予定なのか、それからですねもし載せたとしたらですね市長としてはあのこの10月と11月号になるんですかどういう効果がありですねどういう成果だったとご理解されてるんでしょうか。
石丸市長:ただ成果というのは確認するには少し時間が必要かと思います。ただ効果としては確実に市民の意識が市政に向かっていると感じます。例えば先月でしたが12月になって出た分では一般質問の一覧表を載せました。あれ単なる事実ですけどもあれだけでも市民が議会、議員を見る目は変わったと思います。今まで知らなかったというか自分でわざわざあの状況を調べる人いないですから気づけなかったんですが表にするだけで一目瞭然ですなので市民の意識は一段上がったと感じています。でそれを受けて何が変わるか今回で言えば議員の議会の動きが何か変わってくるとすればそれが成果になると考えています。
中国新聞 胡子記者:すいませんあの先ほどの要望の件なんですけども、先ほど市長は国道54号とかまあ災害の件ていうのはこれは県全体の首長の集いというかですね、集まりで行かれた写真撮とかにもホームページとか大臣とかで載ってるのがありましたけども個別に市長としてこれから8日間土日挟んでますけども行かれるわけですから例えばそれなりの日程とかで個別に行かれた会われたとか今日こういうことを財務省なりですね国交省なり要望書したりとかあの現状を説明されたとかいうことはあるんでしょうか。
石丸市長:今回においてはありません。スケジューリングの都合でその機会を持てなかったので行っていません。
中国新聞 胡子記者:それはスケジューリングというのは要するにやろうとしたけど調整がつかなかったからやらなかったということですかそれとも要望活動自体は別にもうそういう時代じゃないという風なお考えなわけですか。
石丸市長:それともというのはちょっと二律背反になっていないのでそのままお答えしにくいんですがまず要望云々の議論はもう議会の中でも散々していますのでそちらをご参照いただきたいと思います。スケジューリングというのは当然こちらの都合とあちらの都合それです。
中国新聞 胡子記者:個別にはなかったということですか。
石丸市長:先ほどお答えした通りです。