今月もお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます。本日ご説明する案件は全部で6つあります。
まず1件目は、新型コロナに関するワクチンの接種状況についてです。10月21日時点で2回目の接種を終えた市民は22,016名。対象者の85.8%が該当します。10月11日からは個別接種へ移行し、これらの2回目の接種が終わる11月11日時点で接種率は87%を超える見込みです。
次に2点目は、時差勤務制度についてです。職員のワークライフバランスを推進する目的で、この制度の内容を改めました。
続いて3件目は、市の公式インスタグラムについてです。11月1日から、インスタでの情報発信を開始します。まずは、安芸高田市の秋をテーマとしたフォトコンテストを実施する計画です。皆様の素敵な写真をお待ちしています。
4件目は、スマートフォン体験教室の開催についてです。スマホの普及率向上を目的として、体験教室を開催します。これを本市におけるDX事業の視点、出発点と位置付け、来月11月にソフトバンク株式会社の協力を得て行います。来年度からはより本格的に推進していく方針です。
そして5件目は、投票所来場カードの発行についてです。今回の衆院選から、投票所でこの記念カードを配布します。このカードを通じて政治や選挙への関心が高まることを期待しています。地域活性化にも貢献する取り組みとして商店の割引等を活用する方針です。
最後6件目は、議会とのやり取りについてです。資料は添付していますが、日付の順序に注意が必要です。10月15日に書面で通知した常任委員会の毎月開催提案や、市民団体「安芸高田市の未来を創る会」からの住民アンケート結果と市長への質問状について、詳細は担当職員から説明があります。
記者からの質問
中国新聞胡子記者:
中国新聞の胡子です。スマートフォンの体験教室についてお尋ねするんですけど、先ほど市長は事業の起点・出発点という形でおっしゃられまして、市民がスマホを使える街を目指しますで、来年度からより本格的に推進するっていうふうにお話になりましたけど、その来年度以降のですねその展開何を目指してまずこれを起点第1弾として出発するのかちょっと具体的に教えてください。
石丸市長:
来年度以降の方針についてはまだ検討中というところが多いです。確かなのは先ほどの話にもありましたけども、普及率を上げていくこれをなるべく早く100%に近づけていくこれになります。
もちろんなかなか馴染みがない方、私はいらないよとおっしゃる方もあると思いますが、今の時代そしてこれからの時代スマホが生活において必需品であるというのは変わらないと思います。もっともっと必須になっていくはずです。
そうした時になるべく時代についていく、このために自治体が行政がサービスを提供する、これが基本の方針になっています。
例えばですけども、今回全部で数十名、60名ぐらいの方にだけ教室をやるんですけども、もっと幅を広げてそれこそ例えば一つ高齢者を対象にすれば、この町人口の4割が高齢者ですので、もっともっとたくさん教室が必要になるという可能性もあるかと思います。
ですので、まずその触れていただく便利だなと実感していただく、そこからデジタルトランスフォーメーションDXという言葉がちょっとハードルを上げてるんじゃないかなという心配を持ってるんですけども、いやいや簡単なことなんですよとATMでお金を引き下ろす引き出すあの動作と基本使い方一緒ですのですごく簡単なものなんですよとまずは知っていただくことを重視しています。
中国新聞胡子記者:
スマホ教室非常にまあそういった面で1回触れてみるということはまあそういうことに向けてまあ力になるっていう事は理解できるんですけども、まあそれに限らず行政が支援していく、まあなんていうんですか、行政サービスとして支援していく他にどういったようなその今検討中というふうにお話ありましたけど、まあこの全員がスマホを持つまあそれによってさらに行政サービスなんかもまあそれを活用したいろんな発信が展開が期待できると思うんですけども、この辺についてはどうでしょうか。
石丸市長:
例えばですけども他の市町の例をご紹介すれば、スマホの購入補助金というのもやってらっしゃるところはあります。あとは教室をやる。で、もっと細かいところも言えば市役所でスマホ対応のサービスを増やしていくこれも間接的にと言いますか利用がそこで便利になるというのは確かに見えますので、スマホの普及に資するものと考えています。
読売新聞:
前回の会見で新田議員と山本数博議員についての議会への対応を求める文書をいただきましたが、その後議会からですねこの二人についてですね何らかの対応があったかどうかを。
石丸市長:
いえ、あれ以来音沙汰なしです。というのもあってこの度こちらから書面で出したものをきちんと書面で返してくださいというのを改めてお伝えをしました。
中国新聞胡子記者:
ちょっと改めてになるんですけども10月頃からですね市政の動きってのを市長は載せられてますけどもまあ市政の動きっていう中で議会とのやり取りですよね載せられているものですね。
この要するに狙いっていうのは改めてこれを市民に伝えることでどういうメリットなりがあるというふうにお考えでこれを始めたんでしょうか。あらためてこれを・・・
石丸市長:
はい。やってることは市政の見える化ですね。で見えるようになってくればいろんな思いが出てくると思います。考えるきっかけになると思います。そのきっかけづくりです。今まであまりにも状況が見えなくて考えるきっかけがなくて関心を失っていったというのがこの町の政治であり日本の政治なのかなというふうに思ってます。
中国新聞胡子記者:
分かりました。あの11月号ですねこれは市政の動き以外に何か掲載するものというはあるのでしょうか?
石丸市長:
議会に関してこれに加えて一般質問のまとめと言いますか質問状況というのを表にして掲載することになっています。
中国新聞胡子記者:
一般質問に関してなんですけども、これもどういう狙いがあっていわばですね、まぁあのあのま市とま議会ま独立したものであるべきですよね。
でそれに対してまあ市長の方から議会に関するまあその一般質問の状況とかこれはむしろ議会側が発信すべき話であって市長がそれに対して発信する必要があるのかないのかというふうにちょっと思うんですが。
石丸市長:
はい。おっしゃる通りで本来その必要性はないです。自らが情報開示情報公開すれば私の出る幕ではないのはおっしゃる通りです。ただ現実がそうなってない先ほどお話しした通りできるだけ見えないようにそれは意図的なのか無意識なのか分からないんですが実際見えないようになってしまってた。しまっているのでそれでは事態は改善しないでしょうということで見える化するのがこの趣旨です。
中国新聞胡子記者:
その見える化で一般質問を取り上げられた理由ってのは何なんですか。
石丸市長:
一般質問が議員の大事な仕事だからです。あの中に議員としての活動が集約されると言っても過言ではないと考えています。
中国新聞胡子記者:
それはだから市長はその一般質問にが全てまあ政治活動を凝縮されたものであるというふうにお考えでその広報紙にそれを載せるとそういう理解ですね。
石丸市長:
はいその通りです。もちろん他にも議員の仕事というのはあるんですけども象徴的なのが一般質問だと思っています。
年に4回しかも1回30分しかない権限ですよねそれは議員以外ではあの場に立つことが叶わない非常に限定された特権だと思います。
中国新聞胡子記者:
改めてになりますけどそれを市民にどう見てほしいそのけつ、それはまあどういう風になるのか知りませんけどまあ誰々議員0回0分誰々議員何回何分で出てるのかもしれませんけどそれで市民に何を感じ取ろうとしているんですか。
石丸市長:
議員がそういう仕事をしているというのを改めて認識していただきたいと思います。うっすらとした知識としては一般質問あるなと。で私が就任して以来かなり一般質問話題になりましたのでやってることは知っている市民は増えたと思います。
ただまだまだ興味関心は十分ではない傍聴に行ったことがある全体の1割もいないんじゃないでしょうか。中身を知ってる理解してるほとんどいないと思います。でもそれじゃあ本来ではないと思います。
議員というのは市民の代表それを自分たちで選んだわけですから自分たちの代表がその後どういう仕事をしているのかでこれをきちんと見るのはそれは市民の責任だと思いますのでそれが叶うためのきっかけですね。これを私の側から提供したいと思っています。
中国新聞胡子記者:
分かりました。あのまあいわゆる市の広報紙ですねまあこれは行政に関してまああの市民に広く行政サービスに関して広くまぁ伝えるべきまぁものですよね。
それを伝えるためのツールだと思うんですけどもまぁ一方でまぁその議会とのやり取りはもちろんそれは市民生活に選んだのは関係するというのはもちろんそうなのかもしれませんが逆にまあその市長の市政へのですね、まあいわゆる政策的なまぁ要するに課題であり方針でありそういったところの発信っていうのがですね、えーそこはまぁそのもっと広報紙を活用しながらですね、要するに市政がどういうふうにこう動いていくのか自分はどういう政策をしていきたいのか今の市の課題は何なのかそこら辺についてまあ紙幅を割くっていうのも一つだと思うんですけども、その議会に対してまぁうーそのそれはそのそれは市長の公約なのかも見えるかなのかもしれませんけどもその辺りいかがですか。
石丸市長:
私が市長に就任してからの広報紙というのはかなり紙幅を政策の方に割いてると思います。
市長がやっていること市長が考えていることこれまでこんなに発信してなかったなというのが私の認識ですなので改めようと思ってこの1年ちょっと取り組んできました。
そして何より大事なのはこの市政の動き政治議会というものは行政のためにあるんですね。良い行政というのは市長執行部だけでは確保されないんです。見守るための議会があってそしてその議会は健全に仕事をしなければならない。
とするならば執行部議会その動きを市民にきちんと伝えるというのは良い行政サービスを提供するための大事な礎になるそのように考えています。
RCC中国放送:
10月20日に市民団体「安芸高田市の未来を創る会」から住民アンケート結果と質問状を受領されたということなんですけどこれすいません勉強不足で何も知らないんですけどこれについてちょっと具体的なことで言えることがあればお聞きしたいんですけど。
石丸市長:
はい、すいません。私も今日手元に資料として持ってきてませんのでちょっとうろ覚えになってしまうところがあるんですが、この市民団体が結成された経緯、出発点というのは副市長の公募その後の議会での否決を受けて市民の中で副市長を呼んでほしいと。この方を呼んでほしいという思いを持った有志の方々が作ったのがこの団体です。
それ以降ですね、この副市長の話に限らずですね市政というものをもっとしっかり私たちが市民が見ないと見守らないといけという思いで活動されていらっしゃると認識をしています。これは私の認識です。
でその中で今回のアンケートは副市長公募に限らずですね市政に関して市民の方にいろいろと意見を聞かれたというものです。
それをこの夏ですかね実施されてまとまったので今回私の方に市長執行部の方にも届けてくださったという経緯です。
RCC中国放送:
質問状どんな質問だったか覚えていらっしゃいますか。
石丸市長:」
個別具体的ではなかったです一番上の最初のやつが就任1年過ぎましたけど振り返ってどうですかというそういうご質問でした。
RCC中国放送:ありがとうございます。
読売新聞:
確認なんですけど、常任委員会の逐次開催とそれから書面回答も申し入れてるんですが、これ回答はまだ返ってきてないということですかね。
石丸市長:
特に回答期限を切っているわけではないんですか。これ回答期限は切っていないですね。
読売新聞:
これ15日ってだいぶ時間経ってるんですが、特に何もないんですか。
石丸市長:
今のところはないですね。で、これまでもそのやり取りの中でいよいよ何週間か1ヶ月経っていやこれどうするんだろうというのは事務局長に聞きに行って事務局長に確認をしてもらって口頭で返ってくるという対話になってしまってます。
読売新聞:
すいません、では向こうは回答するんですかしないんですか。
石丸市長:
いや回答して欲しいなと思うんですが、改めてそれを要望しています。
読売新聞:
それともう一点、あの14日に熊高議員と意見交換というのがあるんですけども、今後個別のあの議員との意見交換もこれは市政の動きに載せていくんつもりなんですか。
石丸市長:
はい基本的にと言いますか載せます。9月も熊高議員・南澤議員・田辺議員にと個別に意見交換は行っていましてその記載もしたような気がします。
中国新聞胡子記者:
今のに関連して、たぶん先月も載ってなかったと思うんですけど、ええ。でこれその何について意見交換したら要するにここに掲載その基準は何なんですか。
石丸市長:
すいません、今記憶をたどるとですね、この場の資料にはすいません載ってなかったですかね。広報紙安芸高田の1ヶ月の動きの中には載せたんですね。はい。で、ごめんなさい今回も今回は間に合ったので入ってます。で基準としては市長のところに面談を申し入れいただいたのをカウントしています。なので廊下ですれ違ったとかはここに出せない予定です。ちょっと時間いいと言われて相談を受けたものをここに載せています。
中国新聞胡子記者:
さっきの質問と被んるですけど、これを伝えることでどういう意味があるんですか。この議会とまあその議員まぁ首長がですねまあ意見交換しながらこれはまあ議長会もそうだと思うんですけどこれを要するに載せる意味っていうのは何なんですか。
石丸市長:
議員の方そして私の活動を市民に知ってもらうというそれだけです。それを知ってどのように思うか感じるかというのは市民の皆さんそれぞれの判断といいますか考えの持ちようによるかと思います。
読売新聞:
これ逆に見るとですねこの1ヶ月意見交換したのは熊高さんだけということになってしまうんですけどそれを見せるということになんか意味があるんですかね。
石丸市長:
強いて言えば今ご指摘をされた一人だけなんですよね、と市民の人が思うとすればじゃあどうなのかどうあるべきなのかという議論に向けられればなと思います。それの良し悪しとはついては私はこの紙面の中では言及をしていないんですけども判断するのは市民だと思います。
読売新聞:
意見交換の内容は特に載せるつもりはないんですか。
石丸市長:
それこそ紙面に限りがあるので本当に1行ぐらいしか載せられないのでそこまではちょっと難しいかなと思ってます。
中国新聞胡子記者:
個人名を挙げて、自分と面会した人をまあ載せるわけですよね。で、結果、先ほど伺いましたけど、1ヶ月まあ1人。この現状は市長はどう思ってるんですか?
石丸市長:
一人ということに対してですか。
中国新聞胡子記者:
はい。
石丸市長:
一人一人もっとたくさんお越しになってもらっても私としては全然構いません。活発な意見交換ができればそれに越したことはないと思っています。そしてもちろん、当たり前ですけども、あなたは来ていいけど、あなたは来ちゃダメよと言ったことはこれまで一度たりともありません。対話は私が望むところです。
中国新聞胡子記者:
市長は以前ですね、これまでの市長と議会の関係性の中で、まあ特定の議員とですねまあ首長がですねまああの行政を&%$#まあそこらへん%$#けども逆に言えばこれまあ言えばですね、個人的なまあ何ていうんですか、話ができる議員。要するに名・・笑との関係でしかこう出すことによってですね、これはまあ要するにこう対話してる議員ですよと、というようなことにしか、ちょっと見えないんですけども、それはどうでしょう。
石丸市長:
ちょっとご指摘の点が私にいま一つ理解できないんですが、対応する議員としない議員、前者の方がいいのは論を待たないですよね。明らかだと思います。
で、これまでの批判をしましたが、その時に伴ってたかというと、市民は一切見えなかったわけですよ。誰がいつ市長と話をしたのか、しなかったのか、なので全然状況変わってきてると思います。透明性は圧倒的じゃないでしょうか?
中国新聞胡子記者:
これをですね、市民全般に広報紙を使って伝えるんならばですね、当然何について意見を交換されたかっていうことをしないと、ただ挨拶代わりに話ができる議員が市長のところに行って、ちょっとちょっとお話しさせてくれと1時間まあ雑多な話をしましたということの中でですね、それは市民にとってはただ、この熊高さんが市長と会ったという事実しか、まあこれでは分からないわけですよね。透明性を図る面で言えば、何について議論したかやっぱり載せるべきじゃないですか。それ、テーマとかですね、どうでしょう?
石丸市長:
ありがとうございますぜひ各議員に取材をしてあげてください。喜んで語ってくれるんじゃないでしょうか。よろしいですか、対話をしていきましょう。しましょう。してくださいと、私はずっと呼びかけています。そうした時にどんな形でもいいですと、これを言ってます。何ならちょっと飲みに行きましょうでもいいですよ、とそれはここに挙げないと思いますけどもでも、Say Helloでいいんです。ちょっとちょっと5分だけ市長雑談しに来た、それをさえも拒みません。
ただ、ずっとそれを例えばですよ、毎月熊高議員がちょっと毎月顔だけ見せに来るのもやりだしたらもう来なくていいです、止めますよそれは。なので、ここに乗ってる限りにおいては意味があると捉えて私は面談を受けてます。それが本当に対話の足がかりとして最初の一歩として、ちょっと寄ったとちょっと話をさせてくれというのがあってもいいと思いますので、門戸は広く開いているつもりです。
中国新聞胡子記者:
門戸は開いていらっしゃるのは当然なことで、対話も必要なのは十分分かってるんですけども、その載せるならばですね、用途どういうテーマで意見交換されたかということをですね、やはり説明しないと、これはまた市民には分からないですよ。これ単なる熊高さんと会っただけでしょ、会うでしょうっていうだけの話じゃないですか、こんなのあの
石丸市長:
いやいや・・・
中国新聞胡子記者:
だから、だからそこに何のテーマ、何について議論したって別に6文字7文字じゃないですか、何々について意見交換したって書けばそれだけでいいじゃないですか。それを書かないってのは何なんですが、逆に。
石丸市長:
もう一回お伝えしますね。1時間話し込んでテーマが多岐に渡った時に1個だけを取り上げるのはすごく難しいんですね。
で、じゃあ全部話す内容を書くのかというと、それをやりだすと一人の時はいいですけど2人3人5人になった時にそれだけで特集号を組まないといけなくなるんです。
なので、市政の見える化、その足掛かりとして必要最小限の情報でもこれはあった方がいいよねというものを出すに至ってます。
それより先の深い情報発信というのはそこは地元紙に委ねたいと考えています。
中国新聞胡子記者:
先ほどsay helloでもいいというようなお話をされてましたけれども、必要性があると思ったら載せるそうじゃなきゃ載せない、これすごいフェアじゃないと思うんですよね。
石丸市長:
いやいやいや、必要性のある話は面談を受ける受けないのところで判断します。毎回それをやられては本当になんか議員の実績作りになるので、私はそれは対話じゃないですよねって言って止めますさすがに。
中国新聞胡子記者:
災害対応などについて意見交換とかでもすぐ、例えば別に問題ないんじゃないですかね。それを市民分かんないですよ。これ中身の問題じゃないですよ。
石丸市長:
私が今指摘してるのはフレームワークの問題です。安芸高田市広報紙に載せる情報で取捨選択しないといけない市民の大事、その紙幅の重要性というのはそれは新聞社の方がよくよくご存知だと思うんですが、それを基準に内容を調整した結果です。
RCC中国放送:
気楽な質問です、今選挙でそれぞれ陣営から要望なりしたかなというぐらいのを知りたいのと、そのどういうふうに対応されるのかっていうちょっと選挙絡みの工夫についてあれば教えてください。
石丸市長:
全然中身が気楽じゃない(笑)すごくすごく実は重い。
RCC中国放送:
これは各定例会見で当たり前のようにみんな聞く話なので気楽に。
石丸市長:
お声がけ、というのはいろんなところからいただいています。議会の招待状とですね、ただあの全て等しく辞退するという対応にさせていただいてます、これはこれまで通りですね、特定のどなたを支援することなく中立であるという立場です。
読売新聞:
報道あったんですけど、八千代の美術館はこれ休館するんですかね。休館するとしたらあとそれから3月末でスクラップ&ビルドする他の施設があれば教えてください。
石丸市長:
まずですね、スクラップ&ビルトの前段です。まだ。はい。
八千代の丘美術館はこの年度末で休館をするとで最終的にはそのスクラップの時には廃館、なくそうという手続きが必要なのでそのまだ前の段階です。
他の施設があるのかというご質問なんですが、同じ段階にいる施設は今のところはありません。
ただかねてからお伝えしている通り、この町の公共施設は日本全国の平均の2.5倍ありますので少なくない数の公共施設を減らさないといけない状態です。
ですので、他にもいくつも同様に検討対象となっているものはあります。
中国新聞胡子記者:
来年度の予算編成でちょっとお伺いしたいんですけども、一つは今中長期的ビジョンのヒアリングを新しい試みとして続けていらっしゃると思うんですけれども、新年度の予算編成でこれまでの、これまでと市長就任されて昨年度は今年度とか、今年度の予算が違う点意識されてる点というのはどこなのかということと、ですね、公共施設と事業も含めてなんですけども、スクラップする場合にですね、何を判断基準にされているのかというのがなかなかこう市民には見えなくて、みんな急にぽっと湧いて出るような思ってるところはあるんですけど、その辺についてちょっと基準というか何を判断にされているかを教えていただけますか。
石丸市長:
はい。まず1つ目のご質問からお答えしますと、最初の予算編成と今回の予算編成の一番違うポイントとしては目の細かさだと思います。
昨年度は手を抜いたつもりはもちろんないんですが、それでも就任から数ヶ月の状態で予算編成に着手しました。
残念ながら隅々まで理解していたか、じっくり吟味できたかというとそうではなかったと反省をしました。
ですので、それを踏まえて今回は見逃しがないように、大きいものはもちろんですけども小さいものまで細かいところまでしっかり目を通して、その上で全体最適を図ると心掛けています。
2つ目なんですけども、市民の方になかなか認識が及んでない、理解が十分でないというのは、この町に限らず今に限らずあることなのかなと思うんですが、非常に残念な思いです。
特にこの町に関して言えば、市民の代表にはきちんと伝えたはずです、伝えてきています。にもかかわらずそれが市民に届いてない、先日の9月の一般質問の中で、議員の役割というのは班長だという例え話をしました。
みんなの意見を聞いて前に出て係を決める決めた後はそれを班のみんなに伝えるまでが班長の仕事なんですね。そこの部分がなんと疎かなことになってたんだろう、そのように感じます。
もちろんそれを傍観しても意味はありませんので、その分は行政執行部として可能な限り情報発信周知に努めようとは思っています。が、そもそもの認識からが必要です、それこそこの7月に財政説明会やりました。
あの時に初めてこの町の公共施設多いんだな、2.5倍もあるんだ。それを2030年までに30%減らさないといけない、決まってるんですね、議会も承認してます。
けど市民は知らなかった。今4%しかできてない。が遅まきながら今になってようやく伝わったというところですので、やっぱりそのそもそものところから伝えていく、これも必要なんだなと思ってます。
中国新聞胡子記者:
判断基準を事業を存廃のですね、判断基準を市長としてなにをおっしゃっていますか。
石丸市長:
市民の総意です。市民がしっかりとした知識、十分な理解を持って、これは絶対にいるよね、でもこれは我慢しようか、それはもちろん26,000人みんなに聞いたら全部バラバラなんですけども、でもバラバラでもいいから皆さんにその意見を持ってもらう出してもらうのは必要だと思います。
それをそれが出るようになったなることを目指しながらでも、皆さんの意見は一致するんですね。
一言で言えば費用対効果です。かけてるお金に対して、例えばそれが何かの集客施設なら一体年間何人来てるんだと、一人当たりいくら投入してるんだと。なった時に一律線を引くというのは難しいんですが、例えばこの何千万円で年間何千人、ちょっともったいないよね、そこまで意識が及ぶはずなんですね。自然と。
中にはガンガンガンガンとやっても右も左も消すのが出ないものもあるかもしれない。それはまた改めて時間をかけて議論をしていけばいい。それこそ選挙のですね争点にしてもいいと思うんです。
その時ただ全然そこに至る前にもっと簡単に、みんなの総意としていやこれはお金使いすぎでしょうというのはあるので、そこについては見直しをかけています。
その見直しというのは単純にさっきあったスクラップ一本槍ではなくて、まずはそのコストを下げるですね、コストを下げればコスパは改善しますので、コストを下げるこの努力を行う、全方位的にやっているところです。