記者会見

2021年9月28日 定例記者会見

ご多用の中、お集まりくださいましてありがとうございます。本日ご説明する案件は5件あります。

まず1点目は、パートナーシップ制度についてです。かねてよりお伝えしている通り、10月1日からパートナーシップ制度を導入します。その導入に先立ち、昨日9月27日時点になり、広島市と相互利用の協定を締結しました。この制度はもちろん、一義的にはLGBTの方々に対する支援ですが、社会的少数者、マイノリティというのはあらゆる場面に存在します。例えば、この場を見てみても男女で分ければ本来半々のはずなんですが、圧倒的に男性が多く、女性が少ない。男社会という言葉もありますが、女性というのはある部分においてはマイノリティなんですね。もうすぐ選挙がきますけども、選挙においては若者がマイノリティになってしまっているんだと思います。その意味では「誰か」の話ではなくて、「みんなの」「私の」話なんだという当事者意識を持つきっかけになることを願っています。

続いて2件目。8月の豪雨災害についてです。まず復旧にご尽力くださっているボランティアをはじめとする関係者の皆様、そして寄付という形でご支援をくださっている皆様に心よりお礼を申し上げます。本日は被害状況について追加の報告をします。特に公共土木施設、それから農地・農林業施設の被災状況についてです。だいぶこの町の雰囲気として落ち着いてきた感じはあるんですが、それでも家屋等の片付けにはまだ時間を要する見込みとなっていまして、例えば被災ごみの対応について期間を延長するなど決定しています。やはり長期戦となってきますので、総力を挙げて復旧そして復興に取り組んでいきたいと考えています。

3件目は新型コロナのワクチン接種についてです。数字のご報告なんですが、簡単に申し上げますと、9月27日時点で2回目の接種を完了した市民は2万と330名、対象者の79.4%となりました。そして現在、すでに予約が入っている10月4日までの接種を終えれば、その時点で接種率は約86%となる見込みです。さらに昨日ですが、追加の枠も設定しましたので、10月中にはさらに500人程度が接種を完了し、接種率は88%近くに達する計画となっています。

4件目は毛利元就関連です。今年は毛利元就没後450年の節目にあたっています。そこで今年のメインイベントとして、10月23日から歴史民族博物館で開催する特別展「毛利元就」についてご案内をします。

最後5件目が議会とのやり取りになります。こちらは私の方から先にご説明をしますが、資料「市政の動き」にあるとおりです。特段意図的にネガティブな話を出すつもりはないんですが、不運にして悪い方の話がここに2つ追加されています。8月の記者会見でもお話ししましたが、8月大雨の時の避難所、その時に問題行動があったとこれは新田議員ですね。そして9月に入ってからなんですが、山本数博議員。これは窓口において職員に対する不当要求にあたるような行為があったと言葉の軽重はどちらが上か下かわからないですが、いわゆるカスタマーハラスメント、カスハラといった類の問題が発生しましたので、それらについて議会に厳重に抗議、注意を申し入れたのがこの8月27日と9月14日です。この2件については先日の9月24日、議会運営委員会が開催されまず新田議員の問題については事実確認が終わり、ちょっとそのあたりの進捗が私も腑に落ちなかったんですが、その上でどうやっていくか考えましょうというところで終わったそうです。なお、新田議員からは個別には対応しないと説明しないというような旨、回答が来ているんですが、さすがに

それはこちらとして執行部として了解できないと同義に反すると感じますので、改めて議会に対して書面で通知を行いたいと思います。抗議を行いたいと思います。山本数博議員の方については事実を確認中ということでした。ざっとですが、全5件になります。それでは詳細について担当課から説明をさせます。

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