記者会見

2021年8月25日 定例記者会見

皆様、おはようございます。ご多用の中、ご出席いただき、誠にありがとうございます。

まず、この度の豪雨で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。市民の皆様が1日も早く日常を取り戻せるよう、職員一丸となって引き続き復旧に取り組んでいく考えです。

さて、本日ご説明する案件は全部で6つあります。まず1点目はこの8月豪雨についてです。3年前の西日本豪雨をはるかに上回る雨量もあり、多くの土砂災害や多治比川の氾濫などが発生し、家屋や農地、そして道路等に甚大な被害が生じました。被害についてはなおも調査中ですが、現時点で把握できている状況についてお伝えします。

2件目は新型コロナウイルスのワクチン接種についてです。災害対応をしながらではありましたが、なんとか予定通り実施を続けることができました。結果、2回目の接種を完了した市民は8月23日の時点で15,604名、対象者の61.4%となっています。今後の計画を踏まえると、ワクチンの確保ができている9月の23日時点で対象者の約7割が接種を終える見込みとなっています。それ以降、9月24日以降の接種についてはワクチンの供給が確認でき次第、市民の皆様にご案内をしていく計画です。

続いて3件目は申請書等への押印見直しについてです。この度、各種申請手続きを全面的に見直し、押印義務その必要性を検証しました。後ほどその結果についてお伝えします。

4件目は職員提案制度について。このたび、業務における職員の総意工夫を奨励し、事務事業の改善を進めることを目的として、職員による提案制度を改めて導入しました。この提案制度は2009年から存在はしていたんですが、実際中身は稼働していない状態が続いていました。このため、今回制度設計を見直し、運用を再開した次第です。先月7月に制度の利用がありましたので、その結果について後ほどご説明をします。

5件目は人型ロボットPepperを活用した公開授業についてです。今年の5月にPepperは吉田小学校に配置されていますが、そのPepperを活用した公開授業が9月の27日月曜日に開催されます。

最後6件目は議会とのやり取りについてです。先月の定例記者会見から導入した項目ですが、こちらについては私の方から簡単にご説明をします。資料をお持ちかと思いますが、「市政の動き」とまとめた表が載っているものです。これとほぼ同じ内容を広報紙にも掲載する予定ですが、今回の表で言えばポイントは2つあります。

まず1つ目は災害対応です。この色がついている部分なんですが、一番最初は6月17日の一般質問で山根議員の質問に対する答弁の中で、軽挙妄動は厳に慎むように忠告をし、議会として組織として動くよう、方針を作るよう指摘をしました。その後、表にありますが7月の13日、正副議長に改めてその旨を伝えましたが、残念ながら今回の災害発生時には整備ができていませんでした。それを確認したのが8月17日です。これによって残念ながら2名3件ですね、議員による不適切な行動を確認しましたので、議会に対して厳重に講義を申し入れています。

そして2点目なんですが、副市長人事です。新聞の報道に一部掲載はしていただいたんですが、市政の停滞が認められるのは唯一この点においてのみです。7月7日以降書いてありますが、前回皆さんに書面もお見せしたかと思います意見調書を申し入れ、それを断ってくるという展開なんですが、その断る理由が全く適当ではないという指摘を7月の正副議長定例協議、そして8月の6日には書面でもお伝えをしましたが、残念ながらその後ですね、8月10日そして8月24日の正副議長定例協議は正副議長が欠席をしたということで反応が返ってきていません。事務局に確認したところ、議長がこれに回答する法的な義務があるかという確認をしたそうで、法的な義務はないというところで対応をされていないように見受けています。法的な議論で言えばその通りかもしれないですが、議長として対話をすると言った以上は回答の義務が当然にあると考えますので、この点についても改めて抗議を申し入れる予定です。全6件ですが、詳細については担当から説明をさせていただきます。

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