定刻となりました。ただいまから臨時記者会見を始めます。記者の皆様にはお忙しいところご出席いただきましてありがとうございます。本日は「安芸高田市副市長公募プロジェクト with エン・ジャパン」と銘打ち、1月4日から行動を始めました副市長公募プロジェクトですが、市長より内定者の発表をさせていただきます。それでは早速始めさせていただきます。お願いいたします。
皆様、ご多忙の中お集まりくださいましてありがとうございます。すでに資料はお手元にお持ちでいらっしゃいますね。はい。厳正な選考の結果、新たな副市長として、四登 夏希(しのぼり なつき)さんという方に内定出すことに決定しました。お手元の資料に概要が、キャリアの概要が書いてあるかと思うんですが、現在は一般社団法人RCFという会社にお勤めでいらっしゃいます。この会社はちょっと適切な表現ではないかもしれないんですが、世間的にはコンサルティングと言われている業務になるかと思います。実際にウェブをご覧いただければお分かりになるところではあるんですが、社会課題の解決を取り組んでいる会社です。そこで多種多様なステークホルダー、利害関係者といろんな取り組みを行われている。特には官民の連携に携わってらっしゃるのが、この四登さんという方です。その方の経歴ご覧いただくとお分かりになる通り、キャリアの中で民間企業にもいらっしゃいました。その意味では民間企業から官民連携、この橋渡しに携わっていらっしゃって、そしてこの度いよいよ官に移られる。このご経歴、能力からして即戦力とその評価が、この方に決めた一番大きなポイントです。
あとはこの方と面接する中でですね、いろんなお話を伺うことができました。いろんな海外に行かれていろんなことをされてらっしゃったり、あとは「このまちに来てどういう風に4年間過ごしたいですか?」という質問をしてみたんですが、実にクリアに、その4年間の段階をご説明してくださいました。そして、その4年間の使い方のイメージは、私自身が市長として考えているものとも、幸いなことにすごくマッチしています。これは本来的には言わなくてもいい説明のはずなんですが、属性です。本来、このような採用において、属性というのは出てこなくていい、そういう時が早く来た方がいいんですが、残念ながらそうなっていない現実があろうかと思います。この方の年齢、34歳。そして性別は女性です。私がこのタイミングでこういう方を採る、その意味、その意義というのはとてもあるんじゃないかなと思ってます。例えば、ここでこういう方を取らなければ、この先、このまちでこういう属性の方が副市長やる5年、10年、もしかしたら20年ないんじゃないのかなと思いました。もちろん、能力ありきです。実力ありきで選考はしているんですけども、加えてこの属性というものも、今の安芸高田にとっては非常にかけがえのない存在になるでしょうし、もっと言えば、この世の中ですよね、今の日本社会を見渡してみた時に、それこそ最近はかなりその性差の問題が、男女の問題が、性別が話題として取り上げられてきたかと思います。そうした問題を真っ向から捉え解決に向けて取り組んでいく。そのためにも、この四登さんという方は非常にふさわしい存在であると考えました。
1月4日から始まったこのプロジェクトなんですが、約2ヶ月を持ってひとまず終了となります。そして、この内定を出した後にですね、予定では3月の中旬に議案を出し、議会の同意を得たいと考えています。就任の時期についてはまだ調整中です。議会の同意が得られないことには確定がしませんので、それこそ今お勤めの組織、ここの退職手続きからして進められない状況にあります。ですので、議会の同意が得られた正式に副市長が決まったとなってからですね、就任の時期は確定させに行くという流れです。おおよその目安なんですが、4月に入ってからまあ早くても4月の中頃になるんではないかというふうに考えています。これは皆さんのお手元の資料にもあるかと思うんですが、そうした状況ですので、今この時点ではご本人であったり、所属されている勤務先にですね、問い合わせ取材というのはお控えいただきますようくれぐれもお願いをする次第です。では私の方からのアナウンスは一旦ここで終わらせていただきます。