記者会見

2021年12月27日 定例記者会見

 

2021年12月27日 定例記者会見

 

皆さん、おはようございます。年末のお忙しい中、そして大変寒く雪も積もる中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。

本日ご説明する案件は8つあります。まず1点目です。中国新聞への申し入れについてなんですが、これまでも担当の記者の方には再三に渡って注意をしてきたつもりではありますが、それでも依然として事実と異なる記事、あるいはあまりに偏った記事が散見されるため、大変不本意ではありますが、市として公に中国新聞社に対して是正を申し入れていくこととしました。

具体的な記事としてはいくつかありますが、例えば直近で言えば12月2日付けのタイトルが安芸高田市議会の今再選から1年超というものです。この中では市議会議員へ16名アンケートをとってそれが表にまとまっていたりするんですが、これについてその内容の是非または報じ方の是非というものを問うていこうと考えています。詳細はまた後でご説明をしたいと思うんですが、まずこの段階で念のため確認でお伺いしていますが、この記載は当然社会性そして公共性が十分にあるとそのご認識で報じられているという理解でよろしいでしょうか。

続いて2件目は災害対応訓練の実施についてです。この訓練は災害発生時における市災害対策本部からの応援要請や受援班の業務について習熟を図ることなどを目的に広島県のモデル事業を活用して実施する図上シミュレーション訓練となっています。

続いて3件目は新型コロナワクチン接種についてです。5歳から11歳を対象としたワクチン接種と18歳以上を対象とした3回目の接種それぞれのスケジュール等について現段階で予定を現段階に予定できているものをお知らせします。

4件目は三原市とのパートナーシップ制度の相互利用に関する協定についてです。本市ではダイバーシティーの推進として今年の10月1日よりパートナーシップ制度を導入しています。このたび来年の1月1日から制度を開始される三原市と相互利用の協定を締結しました。これを機に市民への理解が促進されることを期待しています。

5件目は令和3年度第2期安芸高田市職員採用資格試験についてです。来年4月1日採用の市職員を追加で募集するため職員採用資格試験を実施します。詳細は後ほど担当の方から説明をさせますが、従来この年度の中において職員数の変動というのは絶えずありました。ただ採用というのは年に1回しか実施をしていませんでした。今回このズレを埋めるべく第2期年度の中で2回目の採用機会を設けるという試みです。これによって市役所の職員をより平準化機動的に運用するとともに、市役所で働いてみたいという方々に対して就職の機会を広く提供できるものと考えてます。

続いて6点目は広報あきたかた巡回ポスター展についてです。広報紙の巡回展示は安芸高田市において初の試みとなります。これにより広報あきたかたがもっと多くの方に慣れ親しんでいただけると期待をしています。

最後7点目は市政の動きについてです。まず1点目は11月29日にあった市議会議員による要望活動に関するものです。ここで11名と書いてあるんですが、市議会議員は全部で16名いらっしゃいます。ただその中の一部しかこの要望に加わっていません。これについてなぜ全員ではないのかというものを議会について質問をしていますが、今のところ回答が戻ってきていません。

この11名なんですが、くしくも先日否決されたコンプライアンス条例に反対をされたメンバーそっくりそのままがこの11名に該当します。反対の理由をそれぞれ述べていらっしゃいました。いらっしゃらない方もいましたが、是々非々とは何だったのか、果たして冷静な議論ができているのか、改めて市議会に対して問いかけていきたいと思います。

2点目の方はその下に続く部分です。名前を申し上げると新田議員、山本数博議員、そして山根議員に対する質問回答を求めるというものを送っています。そのうち新田議員、山本議員からは回答らしきものがありましたが、あいにく要領を得ませんので引き続き問いかけをしているところです。

山根議員に関しては総務文教常任委員会での中で意味がよくわからない発言をされましたので、これから改めてその発言に対して真意を問うていこうと考えています。その発言とは簡単に申し上げると、議員必携を引き合いに出されてルールを守るようにという私への市長への申し入れではあったんですが、その議員必携に書いてあるルールというのは議員に対するものであって、執行部に市長に対するものではないもの。市長に対するルールではないため、何をどのように解釈をされているのか、こちらでは理解しかねるという状況になってます。他の詳細については担当職員より説明をさせます。

 

質疑応答

 

それではこれより、中国新聞への申し入れにかかるご質問をお受けいたします。

読売新聞:中国新聞のえー何についての記事についてだと思うんですが、いつどういう理由でどのように申し入れをして、どのような回答があったかを明確に教えていただきますか。

石丸市長:現時点では、中国新聞社の体制について照会をしたところまでです。はい、3点伺ってます。まず1点目が記事の責任者について、どなたなのか。2つ目がファクトチェックの体制について。3つ目が、こうした記事に関する苦情というんでしょうか。申し入れの窓口がどこかと伺っています。それぞれ回答がありまして、記事の責任者は最終的な責任者は編集局長。2つ目のファクトチェックについては、記者が取材に基づいて記事を執筆し、各段階でちょっとこれがよくわからなかったんですが、デスクがチェックしていると。3点目は苦情等については総務局読者広報部が窓口だと回答をいただいています。

読売新聞:これ、じゃあもう一件落着したわけですね。

石丸市長:一件落着というか始まったところですね。この先、先ほど申し上げた通り、是正を申し入れていくという方針。それを本日公にしたということです。

読売新聞:そうしたら、いつどのような形で何の是正をするんですか。

石丸市長:はい、例えば今日この場もそのステップになり得るという認識でいます。ですので冒頭いくつかお伺いをしました。

読売新聞:もう一つ禅問答になっているんですけど、具体的に何を言ったようなのか分かりませんけども、何についてこれからも指摘をしていく予定なんですか。

石丸市長:はい、主には12月2日そして3日付の記事に関してです。もう一度タイトルを申し上げると、安芸高田市議会の今 改選から1年の上と下になります。

読売新聞:私これ読んで何ひとつ問題の記事に読めなかったんですが、市長は何をしようと思ってるんですか。

石丸市長:はい、ではご紹介をさせていただくと、記事の真ん中あたりにこれらはで始まる一文があります。これらは双方の議論や協議の場を消したとあります。協議議論の場というのはその後ろに補足があって全員協議会というのがあります。これら主語ですね。主語は前段にありまして、抽象的な表現なんですが、市長のツイッターだと読み取ります。まとめると、市長のツイッターが全員協議会を消したと。このように、私の国語力を持っては読み取れます。もしこの理解が誤っていれば、そうじゃないとご指摘ください。よろしいでしょうか。そうした時に、全員協議会に市長や執行部の姿がないというのは、もうすでに何回かご説明したはずなんですが、委員会制度、委員会主義に基づく方針の変更を議長に確認をし、そのようにしたまでです。私のTwitterどうこうで全員協議会に出なくなったものではありません。この点は事実に反すると捉えています。今のが1つ目で、ついでにこれもせっかくですのでここに担当者がいらっしゃるので確認しながら、あの社の方針は後ほどご回答いただけるということで結構なんですが。先ほどご説明にあった通り、記者が取材に基づいて記事を執筆しとありますので、結局のところ記者の方に聞くしかない部分があります。その点を今ここでお伺いしてみると、下の方ですが、議会ではこのほど議会改革の一環で災害時の議会の危機管理対応や議員の活動方針を作成。ホームページでの常任委員会との常任会の会議録の公開や動画投稿サイトでの配信について検討を急ぐという記事があります。この議会の動きというのは事実だと思うんですが、なぜ議会がこのタイミングでこのような検討をされたのか、急がれているのか。そのあたりは担当記者としてご認識はお持ちでいらっしゃいますでしょうか。

中国新聞 胡子記者:これ質問があるんだったら、またあの改めてこっちから回答いたします。

読売新聞:僕の質問に答えていただけませんでしょうか。

石丸市長:読売新聞さんの質問に答えるために、どこがどのように正しくないと主張するのか、そのための今まさにファクトチェックを・・・

読売新聞:&%$#について、今後中国新聞社さんに対して事実ではないということで申し入れをするということでいいんですか。

石丸市長:はい、今まさに申し入れをしているところです。そちらに記者の方がいらっしゃいますので、公の場でこれも一つの申し入れです。先ほど申し上げて読み上げたとおり

読売新聞:先ほど聞いた時に窓口がもうあるわけでしょう。3つ質問の中で、そこに対して正式に事実でないと言って申し入れるわけじゃないんですか。

石丸市長:それについては先ほどお話があったんですが、社としての見解を言わねばならぬ場合はそこにそこから返ってくるものだという認識をしました。一方で、ここに書いてある記事そのもの。これは記者の方が取材に基づいて執筆しているということですので、この場で確認が取れる範囲かと思い、伺っています。

読売新聞:ここの場は申し入れをする場ではなくて、記者会見をする場なんですよ、市長。

石丸市長:記者会見に申し入れは含まれないのでしょうか。

読売新聞:記者会見に申し入れは含まれないでしょう。記者会見なんだから。

石丸市長:記者に会見を開くというのは市としての主義主張・・・

読売新聞:そしたら、中国新聞はそっちに立たないとばいけなくなりますよ。言ってる意味分かりますかね。

石丸市長:中国新聞が記者会見を開いてくださるということでしょうか。

読売新聞:いや、そうしないとおかしいですよね。ともかく、僕らの貴重な時間を奪わないでください。そういうことで。

石丸市長:あの今、読売新聞さんが質問されたので、何とか答えようとしているんですが。

読売新聞:いや、答えていただきたいから聞いてるんです。それで僕の質問時間を奪わないでください。

石丸市長:ですので私は何を、じゃあもう1回お伺いしますが、何をお答えしたらよろしいでしょうか。

読売新聞:だから今言ったように、今この2つの事実無根。どのような形で申し入れをするのか、ということを今問うてるわけです。

石丸市長:今申し上げた通りです。一つは窓口、一つは担当記者の方に直接聞けば済む話ですので。

読売新聞:窓口に行く。どういう形で申し入れをされるんですか。文書ですか。

石丸市長:年末ですので、年明けになるかと思うんですが、文書。おそらく文書になると思います。

読売新聞:つまり、この2か所が事実ではないということで、そこだけではないんですが。今例えば、と聞かれたので、今・・・&%$ということで、事実ではないということで。

読売新聞:訂正を求めるんですか。何を求めるんですか。

石丸市長:訂正すべきものがあれば、当然訂正を求めます。ただ、これは私もそれなりに理解しているつもりですが、メディア各社の方、訂正するのが非常に難しい性質だと捉えています。であるので、そこまでは必ずしも求めるものではありません。訂正の記事を書けと言ったって、それが叶う例というのは非常に稀だと思います。そんなにしょっちゅう訂正記事が出されます?ないですよね。なので、私はメディアの方に無理を言うつもりは毛頭ありません。ただただ、何が正しくて、何が間違っているのか、それを公にする必要があると思います。ファクトチェックというカタカナ、今ありますが、その精神は公にすることだと思います。事実ですね。もちろん、純然たる事実がないわけなんですが、それにしたって解釈というものがあまりにも公平性を書いていれば、それは正されるべきだと考えてます。

読売新聞:じゃあ、あのこういう理解でいいですか。年明けにもですね、この2つの点などですね、事実と違う点があると思われるので、それについて見解を求めるという理解でよろしいですか。

石丸市長:はい、今申し上げたその通りです。

担当:その他の質問がございますか。

石丸市長:今の私の簡単な質問にはお答えはいただけないものでしょうか。これは社の見解ではなく、担当記者で確認をされた範囲のことなんですが、いかがでしょうか。

中国新聞 胡子記者:あの~お返しするようですけど、この場で個人的な見解をですね、返す場ではないというふうに思ってますので、またあのあればこちらの方には何かいただければ、こちらからまた返答いたします。

石丸市長:よろしいでしょうか。私は記者の方個人の見解を聞いたことはありません。ですので、この場でも極力皆さんの名前を呼ばずに、これまでもずっと問いかけをしてきました。気づかれなかったかもしれませんが、それは私の中での線引きです。あくまでもメディアという事業体、会社、そこに属する皆さんに対して問いかけをしているつもりです。そのロジックでご主張されるんであれば、以後市役所の担当職員は皆さんの質問に対して回答ができなくなりますよ。市としての見解を担当者が言えないとなると、全部市長に聞いて、市長が答えないといけなくなるかと思うんですが、そのように理解をしてよろしいんでしょうか。それぞれの先ほど中国新聞からの回答にもありますが、各段階でデスクがチェックで最終的な責任者は編集局所。ただ、記者が記事を書いたそのように整理されてるんであれば、その各段階について見解を伺うで、今回であれば見解ということではなく単なる事実の確認なので、私はそれが間違っているものだとは思えないんですが、いかがでしょう。

中国新聞 胡子記者:あの先ほどと答えは同じになります。

石丸市長:事実の確認にも受けられないということでしょうか。

中国新聞 胡子記者:受けられないじゃなくて&%$。改めて回答します。

石丸市長:それは記者会見が終わった後に私に教えていただけるということでしょうか。

中国新聞 胡子記者:まあそれはあのーまああのそういう要望があればですね。それに対してはこちらはこちらでお答えします。この場ではこれは記者会見の場ですから

石丸市長:記者会見の場だから何ができないんですか。

中国新聞 胡子記者:まあだから、お答えは改めてさせていただきます。

石丸市長:担当記者の方に今この場で要望しますが、この記者会見ののち直ちに私の質問に答えていただけますでしょう。その機会をいただけますか。よろしいですか。事実の確認だけです。社の見解は問いません。よろしいですか。はい、では後ほどよろしくお願いします。

担当:そのほかご質問はございますか。それでは市政の動きにかかるご質問をお受けいたします。ご質問はある方は挙手をお願いいたします。

中国新聞 胡子記者:市政のということでちょっとご質問させていただきますけども、この1年は年末を迎えましたけども、この1年まあ市長から見られてですね、まあ市長と議会、市長から見た議会についてはどういうふうに振り返られますか。

石丸市長:非常に抽象的な質問なので何とも私もコメントがしがたいんですが、既に先ほどコメントした通りではありますが、よく議員がおっしゃる是々非々という概念、これがついに見当たらなかったなという評価をしています。一言で言えば、これが私のまとめです。

 

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